■電気による火災

 今回は意識の行きづらい電気火災についてのお話です。

実は怖い家電

 寝タバコやガスコンロなどが火災の原因になる事は容易に想像できますが、電気による火災に意識がいく人は少ないように思えます。
たまにTV番組などでコンセントのトラッキング現象タコ足配線による火災は取り上げられているのでご存じの方はいらっしゃると思いますが、他にも古い家電の電源コードが劣化して途中から花火のように発火したり(私自身が経験しました。たまたまその場にいたので周辺が軽く焦げついた程度で済みました。留守中だったらと思うとゾッとします)、また家具などで電源コードを踏んだりして、一点に強い力がかかっても危険です。

 

どうすればいい?

 私が現在気をつけている事は以下です。
・定期的に買い替える…古い家電は電源コードに限らず危険です。また電源タップも5年が目安です。
・外出する時はできるだけ電源コードを抜く…特に旅行などで家を空ける時は普段電源入れっぱなしのものでも落とします。長期の場合はブレーカーも落とします。
・電源コードを正しく使う…曲げたり束ねたりを避け、強い力がかからないようにし、またコンセントや家電本体に中途半端な差し込み具合にならないようにします。
 

他にも

 皆さんがよく使うスマホ本体やモバイルバッテリー。それらも発火や爆発には十分なエネルギーを持っています。夏の車中に放置してエラい事に…なんてニュースもたまに流れてきますね。
また古いバッテリーで内部にガスが溜まって膨らんできているものも、使い続けると爆発の可能性があります(使い古したバッテリーは家電量販店などで引き取ってもらうとお手軽です。リサイクルマークを確認し、持ち込む前にお店に問い合わせましょう)

まとめ

 私の周りにも電化製品の発火リスクにあまりに無頓着な人が多くて驚きます。
大きな火災や爆発は一度やらかすと他人も巻き込む可能性が高く、不幸しかありません。
「ちょっと神経質過ぎるんじゃない?」くらいでちょうど良いと捉えて製品を扱いましょう。

こうならないように!


こちらは一般財団法人 家電製品協会さんのサイトです(別ページへジャンプします)
https://aeha.or.jp/safety/use/


 

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