■カメラのお話 [1]

オモチャのカメラ

 2023年現在、世界中で日々生み出されている写真の96%は、スマホにより撮られたものです(黒トリ写真館調べ)
しかし一方で、デカくて重くて高価な一眼などのカメラを耐えながら使う人々もいらっしゃいます。
その理由は様々ですが、こだわる人はとことんこだわる世界なんですよね。

大きい一眼カメラ
こちらはCanonのプロ向けフラッグシップ機で
お値段約80万円、重量は本体のみで1.4kgです

 そして一部の特殊用途のものを除いて、昔からあるいわゆるコンパクトデジカメ(下画像)はもうスマホにとって代わられているのが現状です。
そりゃパッとみてスマホと大差ない写真しか撮れない(暴言)のなら衰退しますよねえ。

青い古いカメラ
こちらは昔私が持ってた安いやつです

 という感じで、人によって要・不要は様々ですが、カメラに関してよく人から聞かれる質問がひとつあって…

「一眼カメラとスマホのカメラとどう違うの?やっぱりキレイに撮れるの?」

 です。…これ簡単に解説しますと、実のところ一眼カメラとスマホカメラは画質に関してはそこまで劇的な差はありません。
一番違うのは「撮影者の意図をカメラの設定にどれだけ反映できるか」です。カンタンに言えば「どれだけ思い通りの写真を撮れるか」なんですよね。ほらあの専門用語でシャッタースピードとか絞りとか、ああいった難しそうなヤツです。

だからこだわりのある人や、仕事で写真撮る人は、わざわざデカくて重いカメラを持ち運びますし、その為に筋トレする人だっています。
ちなみに私所有の一番大きいレンズは↓ですが、半日構えてると腕・肩そして場合によっては腰がエラい事になります。

(ファブリーズはタバコ箱の代わりです)
このレンズは約2kgでこれにカメラ分が加わります

 ちなみにこぼれ話として、仕事でオモチャみたいに小さいカメラ持って撮影現場に赴くと、「そんなカメラでほんとに大丈夫?」とクライアントさんから不信感を持たれてしまう、という見栄?の問題もあったりします。

 と、カメラに関してはまだまだ語りたい事がいっぱいありますが、今回はここまでです。続きはまたの機会に…。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(ちなみに今回の最上部にある白黒カメラは超高級ブランドのラ◯カに似ていますが、ただのお菓子の外箱です)


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