■撮影トラブルの話

 今回は私が経験した撮影における失態・トラブル等をご紹介します。
同じ失敗をしないようご参考になれば幸いです。

あるある例

1、メモリーカードを忘れる】
 まずこれは割とそれなりの人がやらかした事があるかも知れませんが、記録する為のメモリーカード(SDカード等)を現場に忘れて行った事が何度かあります。
まあ長年、毎日撮影していてデータ取り込む為にカード抜き差ししていると、そのままカメラに戻し忘れる事もありますよね。
対処として撮影現場近くで現地調達したり、ナビの動画や音楽用に使っているものをフォーマットして使ったり、スマホで済ませたりと、現在までのところ幸いにも「全く撮れなかった」という悲劇は回避できていますが…。
 ダブルスロット(メモリーカードが2枚入る)カメラではそういった悲劇は起きづらいですが、現在は所有している全てのカメラバッグに緊急用のメモリーカードを1枚、忍ばせています。

安物ですが緊急用が有ると無いでは安心感が違いますね

【2、気温トラブル】
 カメラは精密機器です。現代のデジカメは温度による影響で撮影できなくなる事がままあります(スマホなどで経験した方も多いと思います)
高負荷による熱停止は時間を置けば回復する事も多いですが、低温によるシャットダウンはやっかいですね。
 私は冬山に2台持ち込み、お高いカメラは大丈夫でしたが、もう一台の方は寒さですぐ電源が落ちる状態になりました。厳しい環境下で撮影したい人は相応に対応できる性能を持ったカメラが必須ですね。

どのみちこの後ホワイトアウトで撮影不可でしたが

 

【3、職務質問】
 いわゆる職質です。このトラブルは主に男性が単独で、屋外(特に住宅街など)で撮影している場合に襲いかかって来ます。また各種イベント会場等においても起こり得ます。
観光地などではまず大丈夫ですが、人が集まる場所は特に注意しましょう。
 引っかかった場合、自分の身元を証明してくれる人がいれば良いですが、それよりもまず引っかからないようにしましょう。でないと撮影どころではなくなります。

職質する側、される側、事情は様々あります

 対処法としては、仕事の場合は腕章や身分証をしっかりと着け、また他のスタッフ連れて複数人で撮影機材もドカドカと大袈裟な目立つもので臨みたいところです。
「誰が何をやっているか」が一目で分かると周囲の人に安心感を与える事ができます。
 プライベートでの撮影でも一人はできるだけ避けるとともに、女性に同伴してもらうと効果的です。
色々と理不尽に思えるかも知れませんが、それが現実です。
 他にも対策は色々とあるのですが、不穏当な内容になるのでこの話はここまでにします。

防止策&まとめ

 いかがだったでしょうか?他にも撮影トラブルなんて挙げていけばキリがないですが、今回はひとまずここまでです。
 突発的なアクシデントは仕方ないですが、事前の入念な準備でトラブルをできるだけ防ぎたいところです。
ちなみに私は当日の撮影シミュレーションをし、天気予報とにらめっこし、現場を事前に下見をしたり(遠方の場合はストリートビューも役立ちます)、また機材も全てを充電して数日前には状態を確認し、例えば空がたくさん映り込む撮影だとセンサークリーニングのサービスに出したりもします。
それでもトラブルは起こるものとして、二重三重のカバーが重要かと思います。


 

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